ボタンダウン・シャツは元々イギリスの上流階級の間で人気だったポロ競技から生まれたものでした。ドレスシャツにはなかったボタンダウンシャツは、アメリカ東部の大学生の間で流行し、アイビールックの象徴となりました。
オリジナルのブラックウォッチは、50/-のコンパクト糸を先染し、高密度に織り上げたブロード生地です。
コンパクト糸は糸を撚る前の紡績の段階で糸の毛羽を中に伏せている為、糸の表面がきれいに仕上がる特徴があります。表面を整えた糸で織った生地にあえてウォーム加工(微起毛)を施すことでキメの細かい均一な毛羽が立ち、肌触りが良く光沢が程よく抑えられた、ヴィンテージのような風合いの生地に仕上げました。柄も、格子の縦横の比率や大きさ、配色や濃淡、起毛した際のバランスなども想定して何度もシミュレーションを繰り返し作成しています。